以前、NHKの「お江戸でござる」という番組のレギュラーで、江戸の研究家として出演していた杉浦日向子さんについて調べたら、時代考証は稲垣史生さんに師事したことが分かり、早速、稲垣史生さんの本を読んでみようと思い立ちました。
司馬遼太郎さんも絶賛したという「時代考証事典」から手にしてみようと、台東区立中央図書館浅草橋分室に行き、検索してもらったところ、合羽橋道具街にある中央図書館で閲覧のみで貸し出しは不可ということだったので、著者検索でまずその分室にあった上掲の「江戸町めぐり」の文庫本を借りてきました。
さて、早速、この「江戸町めぐり」を冒頭から読み始めてみると、司馬遼太郎さんがその著書を推薦する理由がすぐ分かりました。難しい語句はあるものの、文章の読みやすさ、分りやすさも手伝って、文句なく面白いのです。お江戸好きにはたまらない著書に間違いないでしょう。
あいにく、今のところ、「時代考証事典」は図書館での閲覧か古書でしかないようですが、稲垣史生さんの著書は色々出ているようなので、探して読ませていただきます。また1つ楽しみが増えました。
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