少々の寄り道をしたあと、先月4月18日に三井記念病院に入院して、翌日19日に尿管結石の手術をしました。22日には退院したので、4泊5日の入院で、先のカテーテル検査入院(異常なしでした)も合わせると都合6泊7日となりました。
どんな手術をして頂いたかといいますと、名称は「経尿道的尿管結石破砕術」となにやら中国語的ですが、経尿道的すなわち尿道を通して、尿管鏡という内視鏡を入れてレーザー光線で腎臓のそばの尿管にある結石を細かく破砕する手術です。
手術は全身麻酔で行われましたが、手術室の先生が、「はい、これから眠くなるお薬を点滴からいれますよー」と言われ、腕からなにやら冷たいものが体に流れ込んだなー、と思ったあと、聞こえてきたのは「藤井さん終わりましたよー」との声!「石が3個もありましたよ」とも言われました。ほんの一瞬の出来事のようでしたが、あとで聞いたら2時間半かかったそうです。どうやら、最初に点滴で眠る薬を入れたあとで、そののち本格的な麻酔に入るようです。いやー、初めての全身麻酔体験でした。
ですが、こちらは麻酔で寝ているので、どんな手術の光景か知る由もないのですが、手術の先生には相当一生懸命処置していただいたようで感謝です。
実は、11年前にも同じ三井記念病院で結石の破砕術を受けています。その時は、腎臓に結石が2つあり、今回とは違う手術方法の「体外衝撃波結石破砕術」を施術していただきました。これは半身麻酔にて外から衝撃波を当てて、結石を破砕する手術です。
その時は、たしか1週間ほどの入院で、入院中に砕いた石が出てきた記憶があります。おしっこをするとき、茶こしをあてがってすると、その茶こしに砂粒状になった結石が残ります。
さーて、今回もそのペースで石が出てくるのかな、と思って退院後、即金物屋さんで茶こしを買って、おしっことともに何度も待ち構えていたのですが、手術から10日以上たって、待てど暮らせどなかなかお出ましになりません。どうしたのだろうと不安に思っていたのですが、ついに5月1日に1粒、そして今日3日には明らかに4~5粒お出ましになりました。やったー!良かった!良かった!こりゃ嬉し!そんな感じです。
そうして、集めた石は、次回の診察の時に検体検査で提出します。成分を調べてもらえるのですが、もしかして、この石がダイヤモンド並みの価値があるしろものなら、今後は結石を貯めることに専念することになるでしょう。だったらいいな!
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