はやくも、陰暦でいう皐月(さつき)の五月を迎え、だいぶ暖かさが増してまいりました。五月というと「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し、口先ばかりで腹はなし」てな言葉が思い浮かびます。
江戸っ子が、口は悪いが性格はカラッとしている様を、五月の鯉のぼりが風にたなびいている様子から例えています。
いらかの波と雲の波、重なる波の中空を、たちばな薫る朝風に高く泳ぐ鯉のぼりは、とんと見かけなくなったとはいうものの、こうした公園に咲き誇るツツジを見れば季節の実感が湧いてくるというものです。
ところで、よく観賞用に栽培されている皐月(さつき)ですが、どうやらツツジの一種のようです。植物にはうといのですが、皐月は公園に咲いている(写真は近所の小島公園のものです)ツツジより、一足遅れて出てくるようなことがウィキペディアには書かれています。
さて、いよいよこれから暖かさに向かうので、東北で被災され、避難生活を送られている方々にとって、多少でもご負担が減るのではないでしょうか。仮設住宅も徐々にではありますが、全戸完成に向けて尽力されているようです。夏まで、あともう少しのご辛抱です!
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