書店で出会った、ロディアというフランス生まれのメモ帳やノートを製造している会社のことを取材し、それらを紹介しているいわば案内書です。(上のリンク先がロディアのホームページなのでご覧下さい)
著者の戸田覚さんという人が、現地の工場まで出向いて取材した本格的なものです。巻頭の何ページかに工場の様子が写真で紹介されていますが、それを見ただけで、ものすごく紙にこだわっていることが分かりました。なんと、ロボットまで使っている近代的な工場でそれらは生産されています。
ホームページをご覧になればお分かりいただけるように、シンプルなメモ帳なわけなんですが、その細部へのいくつものこだわりが使い手を納得させてファンを引き付けるのでしょう。
さて、またどうしてこの本と、さらにそのメモ帳をブログにてご紹介したかといいますと、実は袋物職人も以前からメモ好きで、そこらの余った紙を切り刻んでメモにして、気付いたことはすぐ殴り書きしてそこらじゅうに貼りつけていたのです。
一方、つい最近、エバーノートやスプリングパッドにメモした殴り書きをスマフォで写メモして保存することが出来ることに遅ればせながら気が付いたのです。(それはこの本にも後ろのほうで紹介されています)
ましてや、エバーノートに至ってはその手書きの文字を認識し、キーワードで検索することが出来るようになっています。(これは少々驚きました)
それゆえに、もうこうなったら手書きのアナログメモ(持ち歩いていれば気が付いたことを素早くメモすることが出来ます)とスマフォなどを用いたデジタルメモのコンビネーションを利用しない手はありません。
そう思って近々、ロディア ブロックといわれる一群の製品の中の、一番人気の定番商品のNo.11(ヨコ7.4センチ、タテ10.5センチ)を買って来る予定です。
都合のよいことに、袋物職人なので本人向け特製ペン差し付きNo.11革製ケースをこしらえてご満悦と行きたいのです。もうこうなると、使うペンにまでこりたい感じです。
これからは、ロディアとギャラクシーを携えて、まさにスマートに情報収集ということになりそうです。なんかわくわくしてきました!
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