街中で犬の飼い主の方同士が親しげにお話ししているのはよく見かける光景です。はじめは知らない人同士でも、例えば、朝の犬の散歩で何度かお会いしているうちにワンちゃんのお話しで盛り上がり、いつの間にやらお友達同士になった、なんてこともあるでしょう。
ところが、これがお互いのすれ違いが単なる朝のウォーキングであったなら、なかなかこうはいかないでしょう。「おはようございます」と挨拶は交わせても、いきなり話しかけたら後ずさりされるのが落ちでしょう。
そうです、上に挙げた例では、ワンちゃんがいるおかげで「お話し」のきっかけがつかめコミュニケーションが盛んに行われるようになったのではと思います。
ところで、こちらは「お話し」ではありませんが、先日もお知らせしたマット・ハーディングさんの魔法のようなお友達づくりのお手本もありました。
このように見てくると、コミュニケーションをとるためには、人と人との間に共感を呼びおこす何らかの介在する物やことが必要になるということが分かります。特に、マット・ハーディングさんのダンスは、誰でも気軽に参加出来るという特長があります。
辞書でインターフェイスの意味を調べると、専門用語として「境界面」というのがあります。人と人との境界面、すなわちインターフェイスに何らかの介在する物やことを置くことによって比較的スムーズなコミュニケーションが誰でもとれるようになるのではないでしょうか。(特に、多くの人が好きなこと、例えばマット・ハーディングさんのダンスをはじめ、音楽、映画、スポーツなどは多くの人で共感でき、共有できる素晴らしい介在物です。)
そうして、この介在物によるスムーズなコミュニケーションの秘訣は、そのままソーシャルネットワーキングの世界の秘訣としても十分通用するのではないでしょうか。
さーてと、自分の好きなことは何だっけ?と、ここから始めないといけません。
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