先ほどツイートでご紹介した、野中郁次郎氏と勝見明氏の共著による「イノベーションの本質」の最後のまとめの章に「自分は何をやりたいのか」という問いかけがあります。
ですが、この問いかけ、意味は分かるにしても漠然としていて、急に言われても「はいこれです」と答えがすぐ出てくるわけではなさそうです。
スティーブ・ジョブズさんの言葉に「自分が素晴らしいと信ずる仕事をすること」さらに「素晴らしい仕事をしたければ好きなことを仕事にすること」というのがあります。「もし見つからないなら探し続けること」とも言っています。
人生で大好きなことが仕事に出来れば情熱を傾けられること請け合いで、最もいいに決まっています。ところが、たいていの人はこうはいかないのが本当のところではないでしょうか。
では、そうでない場合はどうしたらいいかと言えば、スティーブ・ジョブズさんが最初に言う「自分が素晴らしいと信ずる仕事をすること」を自分の仕事の中に見いだしてしまえばいいことになります。
そうすると、「自分の好きなことはなにか」「自分は何をやりたいのか」という冒頭の問いかけに戻り、それを探してみる必要が出てきます。そうしてから、好きなこと、やりたいことを今の自分の仕事に関わり合わせることが出来ないだろうかと考えてみることです。
そこで、意外と自覚で顕在化していない好きなこと、やりたいことを見い出すツールとして最近思いついたのが、ブログなどに残してきた過去の写真のログです。お誂えに、グーグルの写真共有などは容量無制限に近いようで有り難いかぎりです。
また、最近ツイッターでも写真のログが一覧出来るようになりました。撮った写真というものは何らかの興味に基づいているはずですので、一覧して眺めて見れば好きなこと、やりたいことに行き着くことが出来そうです。
もちろん、この方法がすべてではないことは当然ですが、これを1つのツールとして利用してみない手はありません。さて、それでは試してみることにいたします。
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