きょうは冬至。新明解国語辞典をひもとくと、「二十四節気の一。陽暦12月22日ごろ。北半球では、一年中で昼が最も短くなる」とあります。
さらに、早稲田の穴八幡のお守りで有名な「一陽来復」は、陰暦十一月の冬至の日。「俗に、冬が終わって春になる意や、逆境・不運などよくない事が続いた後、ようやく幸運が向いてくる意にも用いられる」ともあります。
今年1年を振り返れば、バブル崩壊以来20年以上にわたり長引く不況にあえいでいた日本にさらに追い打ちをかける3月11日の悲惨な東日本大震災とそれに引き続いて起きた未曾有の原子力発電所の大事故に象徴される日本史上まれにみる大危機でした。
そして、その復興がようやく始まったばかりで、道のりはまだまだ長く険しいかと思います。ですが、冬至すなわち一陽来復のこの日を境に必ずや幸運が日本に訪れると確信しています。
ゆず湯が楽しみなどと、のんびり銭湯気分は被災地の方々には申し訳ない気持ちがありますが、あえてこちらの活力をつけさせていただく意味でご勘弁のほどお願い申し上げます。
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