ある考えが浮かぶのは、脳の神経細胞の中にしまわれている知識が組み合わさって出てくるに違いない。だから、世界中にあるパソコン端末を脳の神経細胞に見立ててつなぎ合わせたらなにがしかの考えが生まれるに違いない。
— 藤井 直行さん (@saifuya) 4月 27, 2012
ありふれた考えかも知れませんが、ツイートに書き出しておきました。やはり、頭の中で考えていることを書きだしてみるのが大切だと思います。案外と、思っていたことと、書き出してみたことに少々ずれがあることもしばしばですが、そこが表現の難しさ、表現力の大切さがあるのでしょう。
考えてみたら、グーグルさんも世界中の情報をあますところなく収集するのが目的で様々なツールで知の集積とそこから生まれる新たな知恵の創出に余念がないわけですから、このツイートにあるようなことはネット社会の基本ではないかと思います。
もちろん、パソコンの端末に限っているわけではなくて、複数の人が額を突き合わせて考えつくすことでも構いません。その場合、現場にお互いがいなくても、インターネットという史上まれにみる便利なツールを使って大勢の人が知恵を出し合って新たな知を創り上げることがこれからますます必要でしょう。
脳の神経細胞の数は140億といわれています。その全部が活躍しているわけではなさそうですが、それらが複雑に絡み合って難しい問題を解いたり、様々な思考が起きているわけです。それと同じように、世界中の人と扱う端末によって脳が行なっている作業を世界規模で行う時代が来ているわけです。こういうこと、なんとも魅力的だなとつくづく最近思います。
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