2009年4月、メキシコで端を発した新型インフルエンザH1N1は世界的な流行をして、日本でも防護服を身にまとった係員が空港で感染者の処置を行っていた光景は記憶にまだ新しいのですが、今年はその新型インフルエンザH1N1が国内ですでに流行しているのですから驚きです。致死性は少ないとはいえ、重症化すれば肺炎を起こすので十分な注意が必要です。うがいと手洗いは必須になりました。
ところで、中国では香港も含めて鳥インフルエンザH7N9型が鳥から人へ感染して、多くの死者を出していますが、それに加えてまた新たな鳥インフルエンザH10N8型の感染が確認されたようです。すでに2人の感染者が出ており、そのうちの1人は亡くなっています。
鳥インフルエンザの両方とも、まだ人から人への感染は確実に確認されてはいないものの今後十分な注意を払って行く必要があるようです。(突然変異して人から人へうつるようになると大変です)
さらに、鳥インフルエンザにはH5N1型というものもあり、この冒頭にH5,H7、H10のつく3つが鳥インフルエンザとして特に恐ろしいようです。
是非とも、突然変異してスペイン風邪のように世界的な流行をきたす悪性のインフルエンザウイルスにならないように祈るばかりですが、それに加えてワクチンの製造準備も是非していただきたいと思います。
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