朝のウォーキングに出かけると、いつもまず最初に寄るところは地元の氏神様の鳥越神社です。
参拝のときは二礼二拍手一礼で行っていますが、最近いい唱えごとを思いつきました。
それは、お祭りのとき、奉納をいただいた家の前で町のお神輿を止めて休憩し、役員が集まってその家のご家族の前で手締めをするときに発声するみなさんもよくご存知の「商売繁盛、家内安全」です。
どなたでもよくご存知のたいへんシンプルで分かりやすい唱えごとですが、古くから先達より引き継がれたものだけあって、よくよく考えるとたいへん価値のある優れたものであることが分かります。
なぜかと言えば、「商売繁盛、家内安全」を神様の前で約束するわけですから、当然普段の生活でそれを心がけなければならなくなります。
そうすると、商売繁盛であるためには何をしないといけないか、家内安全であるためには何をしなければならないかがおのずと明白になってきます。
例えば、商売繁盛であるためには、日々の仕事を丹念にすることはもちろんのこと、約束事は必ず守ったり、時候の挨拶を欠かさなかったりと、当たり前のことを当たり前にやることでしょうか。
また、家内安全であれば、当然のことながら火の用心に心がけたり、家庭内での事故防止や自動車、自転車の安全運転などを徹底することにつながっていくのではないでしょうか。
神前で約束した以上、いっそうその気持ちが促されるこの値千金の唱えごと、なんとも有難い言葉ではないかと思いますがいかがでしょうか。
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