浅草鳥越の袋物職人の通信局

上野公園の銀杏

　今日は朝、携帯電話とデジカメ、そしてiPodを聴きながらのデジタル武装で上野公園までウォーキングに出かけました。時たま、思いついたように始める散歩です。静かな街なかでは、iPodの効果抜群です。街に音楽が流れているような感覚になります。小型軽量のためウォーキング時の携帯には便利です。

　写真は上野公園、西郷さん銅像脇のイチョウの木です。ぎんなんが鈴なりになっていました。収穫にはまだ早いんでしょうか。けっこう、時期には取りにくる人が多いようです。

　このぎんなんは、肺の機能を高めて、咳を鎮める効果があるそうです。いちょうの実になってくれているので、てっきり健胃整腸かと思いました。世の中、そうそうだじゃれに合わせてはもらえないようです。ちょっと寒いですかね。

インテリジェントカー

　駐車支援システムが装備された、ホンダの軽自動車が今度発売されます。テレビのニュースで実際の操作方法をやっていましたが、あまりのすばらしさに驚かされました。

　駐車場で二台が両側にあることを想定しての場面でしたが、まさに自動的に駐車スペースにどんぴしゃにいれてくれる様は手品のようでした。多くの人が苦手な、縦列駐車にも対応していてまさに絶品です。これで、人や車にも手品のようにぶつからない車ならもうしぶんありません。（漢字に変換すると、”申し分ありません”になります。あやまっているようなので、ひらがなのままにしました。よけいなことですが、この”あやまっている”は、誤っていると謝っているのダブルミーニングです。）

　この車、インテリジェントカーの始まりバージョンのようですが、悪く言うと過保護かもしれません。寝てても大丈夫な車はやはりまずいですね。

谷中生姜

　近所のスーパーへ行くと、あればすぐ買ってしまうのが谷中生姜です。これにお味噌をつけてビールのおつまみに最高です。枝豆がビールのおつまみではポピュラーですが、どちらかというと、個人的には谷中生姜に軍配が上がります。

　生姜のからみと、お味噌のマッチング、それとよく冷えたつめたいビールの三重奏はこたえられません。ブログを書きながら、ついつい食べたくなります。残念ながら夏だけの季節ものだそうで、これから並ぶとすればハウスものだそうです。やはり、夏のビールのためにある食べ物のようです。

　台東区の谷中でとれたから、谷中生姜と聞いていて半信半疑でしたが、ネットで調べたところほぼあっているようです。実際には、谷中の対面の日暮里にむかし生姜畑があったそうです。本来は、日暮里生姜かもしれません。なんで、谷中生姜になったのかは定かではありませんが、考えるに生産地と流通の関係のような気がしますが、どうでしょうか。

　谷中生姜ファンの袋物職人がお伝えいたしました。

クアッドコア

　米インテル社が、年内に「クアッドコア」と呼ばれる、４つの中枢回路をもつ新型のＭＰＵを発売するそうです。もっとも年内は、サーバー用で、パソコン用は来年の１月から３月の間のようです。パソコン用は、現在出ているデュアルコアよりも７０％も処理速度が速いそうです。

　来年１月のマイクロソフト新ＯＳのウインドウズ・ヴィスタの登場とあわせて、２００７年に出てくるパソコンは現在よりさらに進化したものになりそうです。

　そこで、パソコンの購入を考えている人にとっては、またまた頭を悩ませる事態がやってきそうです。年末に値下がりしそうなＸＰ搭載のモデルを購入するか、来年に新型高性能ヴィスタパソコンを高値づかみするか、でしょうか。それとも、様子見の態度を決め込むかです。また、初めてパソコンを購入しようと考えている人にとっても、選択に困る時期ではないでしょうか。今から５年前には、最先端のウインドウズＸＰも、もう少しで古参になります。それにしても、来年モデルのパソコンには、ちょっと興味をひかれます。

　

06'みなと区民まつり

　１０月７日（土）、午前１１時から午後５時、８日（日）午前１０時から午後４時の日程で、「０６’みなと区民まつり」が行われます。

　会場は、港区芝の増上寺境内（境内＝けいだい）と芝公園付近一帯です。藤井袋物店も出展し、すだれの田中さんと増上寺境内にて製作実演を行います。また、芝公園付近の他のブースで、先日の青森中三デパートに一緒に出展していました、銅銀銅器店の星野さん、はさみの大河原さんをはじめ、桐たんすの片山さん、仏壇の大瀧さんが販売を行います。

　会場には、数多くの物産品を販売するテントが軒を連ねてにぎわいます。ここのところ雨が多いのですが、きっと７，８日は秋晴れです。どうぞお誘いあわせの上、ご来場下さいますようお願い申し上げます。

　会場へのアクセスは、ＪＲ浜松町駅から徒歩１０分、都営地下鉄三田線の芝公園、御成門両駅から徒歩３分、都営地下鉄大江戸線、浅草線の大門駅から徒歩５分です。

デザインとネーミングが決め手

　藤井袋物店を出て左に行きますと、四つ角に缶コーヒーなどの自動販売機があります。その中に最近お気に入りの缶コーヒーがあります。

　キリンの缶コーヒーで、「挽きたて工房」というネーミングのコーヒーです。他にも何種類かコーヒーがありますが、「挽きたて工房」がひときわ目立つ缶のデザインです。

　銀色とベージュの配色で、２４時間抽出とか直火とかの文言入りでいかにも本格的なコーヒーのような雰囲気をかもし出しています。中身はどのコーヒーも似たり寄ったりで、さじ加減を少しずつ変えてあるだけなんでしょうが、それでもこの商品にはひきつけられます。

　デザインとネーミングは重要というのは知っていても、実際に消費者の立場で興味を示したという経験が大切だと思いました。大切な情報は、よく注意していると家の近所にもあることがわかりました。デザインとネーミング、大切です。

秋晴れ続き

　ここ２日間ほど爽やかな秋晴れが続いています。雨や曇りの日がこれまで多かったので、特に気持ちがいいです。涼しげな風が吹くのでなおいっそう秋らしさを感じさせてくれます。

　今日、気持ちの良い秋晴れの中、お彼岸でお墓参りに行って来ました。お寺は、台東区の今戸というところにあるので、近くていいですねとよく言われます。お寺の前の道路の上の電線にとんぼが数匹止まっているのを見ても、季節を感じます。

　「暑さ寒さも彼岸まで」ですから、このお彼岸を過ぎれば一気に秋が深まります。あと３ヶ月強で新年です。藤井袋物店は年内休まず営業いたします。

色素で健康

　先日の、青森出張の帰りの新幹線はやてに備え付けの雑誌「トランヴェール」に興味深い記事があったので持って帰ってきました。（この雑誌お持ち帰り自由です）

　「サケを食べれば若返る」　たちばな出版、という本を書いている、鈴木平光さんの記事です。冒頭にサケの身は赤い色をしていますが、実は白身の魚です。という書き出して始まります。

　体が赤いのは、アスタキサンチンという赤い色素を含む、オキアミやエビをえさにしているからだそうです。ここには出ていませんが、ネットを通して調べてみると、ヘマトコッカスという藻もえさにしているそうです。この藻にも、アスタキサンチンという赤い色素が含まれているそうです。

　そしてこの難しい名のアスタキサンチンという赤い色素は、ビタミンＥの１００倍以上という強い抗酸化作用があるそうです。ご存知、人体にはつきものですが、増えるとよくない活性酸素の除去です。

　サケの身にはもちろんのこと、卵のイクラやスジコにも多く含まれています。赤い色はこの色素のせいでした。それとこのイクラやスジコは、痛風の原因となる尿酸値を高めるプリン体の含有量が極めて少ない食品でもあります。塩分のとり過ぎは禁物ですが、このサケ、イクラ、スジコは体によい色素を持つ、お勧めの食べ物であることがわかりました。

　

視聴時間の争奪戦

　ロジテックというメーカーから、ＵＳＢスティック型のパソコン用ワンセグチューナーが発売されました。デスクトップ、ノートともウインドウズ２０００、ＸＰなら対応だそうです。価格も１５，０００円くらいなので興味はありますが、もったいないので買いません。

　だいたいワンセグ放送といっても、現在のアナログ放送をそのまま小さな画面で見るだけなので、当初考えていたより魅力薄です。最近は番組もあまり面白く、興味引くのが少なくなりました。ニュース番組は結構よく見ますが、その他はよほど面白いものでないと見ません。

　こらからはテレビ局もよほどリサーチして、視聴者のご意見をよく聞かないとみてくれなくなりそうです。ましてやインターネットを通じた、音楽ビデオやニュースビデオのポッドキャスティングとか、ＹＯＵ　ＴＵＢＥのような動画配信などライバルがめじろ押しです。

　ポッドキャスティングもこれからジャンル別に、魅力的なものが増えていくと思われます。１日の時間がこれからも２４時間しかないのは、頑固に変わらないでしょうから、視聴時間の争奪戦は熾烈を極めて行きそうです。

　ビデオiPodとか、今度発売のマイクロソフトのＺＵＮＥなどの携帯ビデオ機器の興隆は、テレビの薄型大画面化の傾向とは相反するようです。２～３年後は５０型の大画面が主流になるとは誰の意見だかわかりませんが、本当にそうなんでしょうか。

　それはこれからの賢い消費者が決めることです。でも大画面化はごみが増えそうです。

袖振り合うも多生の縁

　きのうのブログでご紹介しましたタイトルのことわざに、今日多数の？方からご反響をいただきました。誠に有難い限りです。

　そこで、先ほどグーグルの検索エンジン（藤井袋物店主はアラジンの魔法のランプと勝手に称してます。が使い方次第では、魔法のランプ以上の働きをするかもしれません。）でタイトルのことわざをそのまま入れて、検索してみました。

　結果は、２４，５００件もヒットしました。このことわざの注目度とか、使用度が高いのがうかがわれます。そして、結構いろいろな説が出ていて面白いです。

　多数？いただいたご意見の中にも、多生（仏教で、生き物の宿命として、動物、人間、天人などとして何回も生まれ変わること。他生は俗用だそうです。　新明解国語辞典より）を多少と思い違いしているとのご指摘がありましたが、そのへんについても論じられていました。

　これからも、ご好評につき、このようなことわざや言葉に関したブログもせいぜい研究して随時のせていきますので、乞うご期待下さい。