朝、近くの小島公園(台東デザイナーズビレッジ 旧小島小学校となり)でせみが鳴いていました。一匹でしたが、威勢よく鳴いていました。これを聞くと、夏が来たという実感がわきます。せみは成虫になると、一週間ほどの寿命らしいですが、たいした仕事をしてくれます。
今日一日は涼しい浅草小島町界隈でしたが、7月31日に、せみが一足先に梅雨明け宣言をしてくれたように思いました。
6月の暑さからして、7月は猛暑の予想でしたが、雨がちの涼しい7月でした。明日あたり、「梅雨が明けたとみられる」と発表されそうです。
もう少し暑くないと、せみにとっても物足りないでしょう。「静けさや岩にしみいるせみの声」確か、声の字は「おと」と読むと教わった記憶があります。暑さと静かさがひしひしと伝わる芭蕉さんの名句です。
ですが、時空を越えて、送り手から発信された句を、受け手が受信して同じ体験をするには、やはり同じ季節に同じ場所にいてみないと難しいかも知れません。だから、バショーなんですかね。余計なことでした。
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