浅草鳥越の袋物職人の通信局

古いと報道できない？

　答えは、newsだからでしょうか。確か、中学のときnewsのアルファベットのひとつずつが、左からnorth,east,west,southの頭文字で、四方から集まる知らせとか教わった記憶がありました。

　いつものごとく、調べてみました。newsは、元来は名詞として用いられたNEWの複数形だそうです。（新英和中辞典　研究社より）　今は、newは形容詞として使われています。なので、頭文字説は、覚え方に便宜を図った先達の卓越した知恵のようです。

　そうすると、新しいことの集まりであることが判明いたしました。すなわち、タイトルの古いと報道されないという理屈が成り立ちます。

　例えば今まで、様々な汚染物質がそのつど報道され、そのつど問題視されました。ですが新しくないと報道できない理屈のため、忘却のかなたの蓄積となりました。

　でも、これが人間の知恵のひとつかも知れません。全部精密に覚えていたら、頭が変になりそうです。やはり、NEWでなくてはいけないようです。

　蛇足ですが、newsの発音は、本当はニュースではなく、ニューズです。語尾が濁るんですね。ニューズ、ニューズ、　なんか石鹸みたいですね。

ネット図書室

　以前に、インターネット図書館で投稿しましたが、もうグーグルがすでに実用化してたとは知りませんでした。進みが速いので、ついつい乗り遅れ気味です。といっても、英語のグーグルサイトで英文の本に限られています。試しにのぞいてみましたが、中が順送りで見られるようになっていてすばらしいなと思います。

　ところが、先ほどのニュースで知りましたが、グーグルが慶応大学と提携して、大学の蔵書をネットで見られるようにするそうです。著作権が切れた、古い蔵書から順次公開していくそうですが、興味津々です。始まったら、ぜひなにか読んでみます。

　それにしても、ネットで世界中の本が読めるようになる可能性が出てきたのは驚異的です。もちろん、世界中の本を全部読む必要はありません。要は、探している知識はどこに存在しているのかがわかればいいわけです。

　無数の本＝知識、それと高度に発達した検索の技術で、知の検索がさらに進化するのは間違いありません。

　

10周年終了しました

　台東区立江戸下町伝統工芸館「ギャラリー匠」の10周年記念イベントが無事終了いたしました。「無事がなにより」ということばがありますが、まさにこれです。終わってみなさんほっとしているのではないでしょうか。

　今までの準備がすべてこの2日間にあったわけです。あらたて、事前の周到な準備の大切さがわかりました。準備不足は必ず本番にひびきます。

　さて、ほっとしているのもつかの間、21日からは先日ご案内の南会津町「祇園祭」があります。もどると、今度は26日からスタートの恒例の伝統工芸品オークションの搬入があります。

　なにかと忙しい、きょうこのごろです。そういえば、準備不足で思い出しましたが、9月３０日（日）にＴＯＥＩＣという英語の試験に再チャレンジしてみます。といっても、前に受けたのは6～7年前だったかと思います。前より少しはましになっているので、少し上積み出来そうです。結果は後日報告いたします。

ギャラリー匠１０周年

　匠１０周年の記念イベントの１日目、台東区長の挨拶をかわきりに記念式典が行われました。式典終了後、神田蘭さんの講談がありました。神田紅師匠のお弟子さんで、若手の女性講談師です。出し物は「五郎正宗孝子伝」。やはり声量があり、なかなかのものでした。

　お昼から、１０人の職人さんの実演が披露されました。通常は、土、日に１人または２人の職人さんの実演ですが、１０周年記念イベントですから10人衆の実演となりました。（袋物職人も入っています）

　そのあと、先ほどの神田蘭さんによる、インタビュー形式の職人トークショーがありました。こういうのも、こういった特別な機会ではないと行われない特別行事です。

　本日、袋物職人は建物の外での実演でした。（明日は交替で中になります）中はどうかと振り返るとかなりの賑わいです。中では、「クイズに答えて伝統工芸品を当てよう」という抽選会も行われていました。

　出し物豊富で、楽しい記念イベントです。あしたの日曜日もまた楽しみです。

明日は記念式典です

　あす、あさっての７日、８日は、台東区立江戸下町伝統工芸館「ギャラリー匠」の１０周年の記念式典です。今年は、台東区が誕生して６０年を迎える節目の年でもあります。（還暦です）ちょうど七夕ということもあり、近くの合羽橋本通りでは（合羽橋道具街の通りではなく、浅草から松が谷、東上野の間の道です）道路沿いにきれいな七夕飾りが施され、商店の出店のほか、模擬店なども数多く出て賑わいます。

　区制６０周年で、匠は１０周年、それで七夕ですから、これはきっとなにかいいことありそうな２日間です。お天気も、くもりマークでなんとかもちそうです。

　両日とも、午前１０時から午後５時まで行われます。ご用とお急ぎのない方は、是非お越し下さい。

南会津町「祇園祭」

　以前は、会津田島「祇園祭」でしたが、田島町が南会津町に統合になったことから、今では南会津町「祇園祭」となりました。今年も、７月２２日、２３日両日に行われる「祇園祭」に江戸職人展で出展します。

　台東区との姉妹都市だった田島町には、２０年以上おじゃましている恒例の名物催しです。前日に飾りつける為、出発は２１日になります。

　いつも宿泊しているところは、台鞍荘という冬はスキーの民宿になるところです。町なかから少し離れていますが、民宿のご夫婦にいつも２台の車で、出展者１０人ほどを送迎していただいています。

　民宿のご主人に、毎年、ホタルがいる田んぼに案内してもらっています。地元の人しか知らない穴場だそうです。暗い田んぼの中に、ちらほらとホタルの舞うのが見られると、やはり感動します。非日常を味わうと、気持ちのリフレッシュとなり精神衛生上にはたいへん好ましい事になりそうです。

プリウスが人気

　アメリカでは、トヨタのハイブリッド車プリウスが人気のようです。ここのところの原油価格の急上昇の影響もあるのでしょうがそれだけではないようです。

　プリウスに乗ること自体が、環境問題に取り組んでいるという宣言にもなっているからのようです。

　グローバルウォーミング（地球温暖化）の影響はもうすでに出はじめています。ツバルという島が水没の危機にさらされているのは、対岸の火事ではありません。

　さきほど、ニュースで２０３０年には、「暑い夜」が現在の３倍になるとの、シュミレーションでの予測結果がでていました。夏に２７度を越える夜が「暑い夜」のようです。現在それが４～５日くらいだそうですから、あと２０年もすると１５日間くらいに増える計算です。

　ただ、あと２０年後に突然増えるのではなく、徐々に進行していると考えたほうがいいようです。これからは、プリウスに乗らなくても、環境問題に取り組んでいる宣言をしないといけません。

付かないガムは出来ないでしょうか

　長い間、浅草の国際通りは、つくばエクスプレスの工事のため、道路の舗装や歩道の整備が出来ませんでした。

　最近になり、道路も歩道もきれいに整備されました。特に歩道は幅も広く、自転車も通れます。道路と歩道の境の縁石だけが突起しているタイプの設計のため、歩道がフラットで歩きやすくなっています。使われているレンガ状の敷石も吸水性にも富んでいるタイプのようです。研究と改良の進められた、次世代型歩道です。

　ところが、きれいに出来上がった歩道ですが、残念なことがひとつあります。方々に見られる無残なガムの黒い跡です。見たことはありませんが、噛んでいるガムをそのまま吹き出して捨ててしまうんだと思います。紙に包んで捨ててもらえれば掃除もしやすいんですが、急いでいるんでしょうか、そこまで面倒見てもらえません。

　これには、ガムの改良しか道はありません。吹き出すと、ころころとなりくっ付かない新しいタイプです。歩道も次世代型になりました。ガムも是非とも次世代型を発表して下さい。

東京の水がめはどうでしょう

　例年、７月は梅雨明けまでによく雨が降ります。今年はというと、梅雨時のぐずついたお天気が続いているとはいえ、雨になっても少ししか降りません。豪雨はやっかいですが、もう少し雨が欲しいところです。

　気になったので、東京の水がめの様子を調べてみました。東京都水道局のサイトですが、一目瞭然にわかる便利な情報源です。インターネットのおかげで、様々な情報がいながらにして利用できます。ネットがなかったころは、きっと水道局に問い合わせるか、直接足を運んで聞きに行っていたことでしょう。

　パソコンのモニターの向こう側は、数え切れないほどの有用な情報源が存在しています。それを見つけ出すのは腕前ではなく、何を調べたいかの目的だけです。あとは、魔法にお任せです。

言葉の力

　７月のスタートです。初日から日曜日だとすこし拍子抜けしますが、明日から気を入れて頑張らないといけません。

　いつも、紐を買っているお店からもらったカレンダーの７月の標語は「空の力があなたに注ぐ」です。カレンダーの一番上に墨文字の変わった書体で書かれています。

　空の力は、あまねく全員の人に注いでいるのですが、「あなたに注ぐ」と言っているところがポイントのようです。なんとなくうれしくなり、元気がでてくる言葉です。

　ちょっとした一言でも、その人の受け止め方次第で力にもなり、元気がでてきます。いい言葉の力はどんどん利用した方がいいようです。