浅草鳥越の袋物職人の通信局

品川～羽田間新幹線乗り入れ計画

　前原国土交通相が東海道新幹線から支線のようにして羽田に乗り入れる提案をしているそうですが、なるほどグーグルの地図で見るとなんとかなりそうな感じはします。

　JRの貨物駅だと思われますが、そのとなりには新幹線の車庫があります。貨物の線だと思われるものは羽田空港まで伸びているように見えます。車輪の幅の伸縮式の車両を使えばそのレールがそのまま利用出来るかも知れません。

　ご存知のように、品川駅高輪口前にはパシフィックホテルやプリンスホテルがありますが、前者のホテルは来年たしか閉鎖となり、改装して違う用途のビルになるようです。

　ですが、この前原さんの案が本決まりとなり、さらに羽田国際空港のハブ化が進めば、俄然話が変わってきます。巨大化する空港のまわりに宿泊施設が必要になると考えられるからです。

　今までは考えつかなかった何かを変えると、こんなふうに需要の創出になるわけです。あとは、JRの人たちのやりましょう！の一言でしょうか。

　下の地図では右側が新幹線の車両基地かと思われます。そこの住所がわからないので近くを指定して表示しました。

大きな地図で見る

これで判明いたしました。有り難い！

　ツイッターをやっていて、よく個別のツイートだけを抽出してサイトに表示してあるのを見かけたので、どのようにするのか知りたいと思っていました。ツイッターに問い合わせしたもののご返事なし、本なども見たのですがわからずじまい。そこで先日買った本で知ったタンブラーというブログを使ったらこのように出来ました。他にもやり方はあるのでしょうが、とりあえず判明してニッコリ。

　最近、このようなサービスがどんどん増えているのは利用者側にとっては有り難い限りです。いろいろなところに顔を出し、いろいろな人やところとリンクし合う！これこそまさにネットワークの真骨頂でしょう。

　さて、明日はいよいよ大晦日を迎えます。新年の寅年平成２２年、２０１０年は良い年であることを願うとともに、クラウドコンピューティングのさらなる幕開けであって欲しいと思います。

いずれは誰でも通訳付きで国際会話が出来る

　きのうのブログに書いた東芝の翻訳ソフト、よくよく考えたら出だしでこれほどの完成度なので、さらに進化したらどんなことが出来るだろうかと考えを巡らせてみました。

　まずは、想定されている海外旅行での利用シーンです。日本語から英語、英語から日本語、そして、日本語から中国語、中国語から日本語の翻訳に約３万語の単語を使い、英語圏、中国語圏でほぼその要求を満たせるようです。

　そうしてこれが、さらに進めば当然、多言語間の翻訳と語彙数の増加、そしてスマートフォーンなどの機器の高性能化がプラスされて、翻訳の高度化、高速化となりそうです。そうなると、小型の翻訳ロボットのようなものを誰でも手軽に持ち歩ける社会が実現します。もう街中で外国人にものを尋ねられても臆することなく誰でも応対が可能です。

　それから、よく知られているように、各国首脳が国際電話会談をすることがあります。これにはやはり当然、双方に通訳の人が介在して会談を行っているはずです。

　通訳の人には悪いですが、翻訳ソフトの高度化のあかつきには翻訳ロボットが代行することになってしまうかも知れません。（微妙なニュアンスとかまでソフトが理解出来るかどうかにかかりますし、首脳の会談の通訳はやはり人間かも知れませんが）

　そして、これまた一般の人が誰でも手軽に利用出来るようになるでしょう。インターネットを利用して、どの国の人とも手軽に会話を楽しめるようになります。その時は、もう言葉の壁はありません。

　インターネットの登場で、世界は一層小さくなりましたが、さらに言語の壁が取り除かれることによってもっともっと小さくなりそうです。エスペラント語を考えた、ザメンホフさんがこれを知ったら、きっと驚きの声を上げたでしょう。

　

スマートフォーンで通訳

　今日の日経新聞に、東芝が開発中の日中英に通訳可能なスマートフォーン向けのソフトの記事が載っていました。２０１０年中の実用化を目指しているそうで、これまた技術大国日本を象徴するような、２０１０年以降、期待できる製品とサービスです。（日本は技術的には最先端だそうです）

　この翻訳技術に関しては、すでにNTTドコモが２００７年１１月からすでに投入しているそうですが、こちらは通信しながら翻訳するため、電波の届かないところでは無理があったようです。　さらに、NECも同様の技術をすでに今年の１月に発表しているということです。

　ところでこのニュース、紙面上で「翻訳ソフトを使う様子」と紹介されている通り、日経ブロードバンドニュースサイトで、映像によりその使い方が紹介されています。

　こうした、紙の新聞とウェブサイトの連携による合わせ技は、まさに合わせて１本！と表現できそうな優れたサービスです。来年からの日経電子新聞の登場後には幅と奥行の加わった新たな手法としてこちらも期待出来そうです。

銭湯は格別です

　毎週の日曜日にはたいてい銭湯に行きますが、今日はいつも行く鳥越の帝国湯というところではなく、三筋町にある三筋湯へ時間も早めの夕方４時ころ行って来ました。

　いつもの帝国湯は、東京都の指導のレジオネラ菌対策とかが厳しいそうで、お湯の温度は４２～３℃とかなり熱つ目です。ところが、ここ三筋湯はお湯が入りやすくちょうどいい温度で（個人的な感想です）長くゆっくりつかれます。

　そうすると、レジオネラ菌対策はどうなんだろうと考えますが、想像するにお湯の循環の勢いがこちらの方がよさそうなので、そのせいかと思われます。

　ところで、この三筋湯には脱衣場の外の池に大きくて立派な鯉が何匹もいますし、中の水槽には金魚がたくさんいます。

　そして、極めつけ、湯船には岩風呂の装飾が施されており、小さな滝となって流れ落ちます。そんな風景、撮影したいのはやまやまですが、湯船で写真を撮っていたら怪しい人物で通報されそうなのでやめておきます。

　さてこの季節、銭湯から出た時に冷たい風に当たる爽快感はなにものにも変えられません。そして冷たいビールをキューッと　現在、銭湯は大人４５０円です。

変貌する浅草界隈、押上、業平界隈

　　　　　  　こちらは現在大規模改装中の浅草寺本堂です。平成２２年１１月末の完工予定です。

　　　　　　  　今日の東京スカイツリーです。現在高さ２５４メートル。平成２３年１２月竣工予定。

　　　　　　　　暮れで賑わう浅草雷門前です。そして、通りをはさんで斜め前が下の写真です。

　現在基礎工事中の浅草文化観光センターです。後方に東京スカイツリーが垣間見られます。こちらも東京スカイツリーの竣工に合わせて、平成２３年１２月オープン！！

　前にあったパネルを写したのですが、前のビルが反射して映り込んでしまいましたが、右端のビルが完成予想イメージです。

　このように、隅田川をはさんで浅草、押上、業平界隈は浅草寺本堂完工を皮切りに大きく変貌を遂げつつあります。

　文化と伝統を誇る街並みが、世界一の高さ６３４メートルのランドマークタワーと相まって、東京が誇る一大観光スポットになることは間違いないでしょう。

 

面白そうな本２冊買いました

　仕入先が近くにある北千住駅には、駅前の丸井の上に大きな紀伊国屋書店と、駅ビルのルミネの8階に比較的小さめな書店が以前からありました。

　何ヶ月か前に、そのルミネの方の書店が新しくなるとかちらっと記憶にあったので、今日覗いてみたところあまりの変貌ぶりにびっくり！

　以前あった本屋さんの何倍かある、「ブックファースト」とかいうお店に衣替えしていました。

　そこで、上掲の２冊の本を買いました。ひとつは、話題のツイッター本の中から１冊、それと元グーグルのCIO（最高情報責任者）の整理術の本を１冊。ともに新書版です。

　片方の１冊で、整理術が苦手だとすぐに分かってしまうような本選びですが、読書後少しは進化することを願いつつ読み始めてみることにします。

２０１０年、日はまた昇る

　今日の日経平均株価の終値は、１０，５３６円92銭と１０，５００円台を超えて復調気配のようです。株に詳しいわけではありませんが、１２月３０日の大納会までに１１，０００円を越えたところあたりで新年の大発会を迎えたいところではないでしょうか。

　丑年の今年は景気回復元年と、かねてからあまり当たらない自称エコノミストの袋物職人がのたまわっておりましたが、今年はどうやら助走期間のようでした。

　景気が良くなるという予測は、大抵の場合、期待が良くなる方に高いので、実際にはどうしても予測より遅れて回復し始める傾向があるそうです。

　ということは、バブル崩壊後の失われた20年間もようやく終りを告げ、２０１０年からは燦々とした日が昇り始めるに違いありません。

　あまり当たらない自称エコノミストの袋物職人ですが、今度は当たります！！

恒例の伝統工芸品オークション絶賛開催中

　このところたいへんなご好評を得ている、おなじみ浅草ひさご通りの江戸下町伝統工芸館（通称　ギャラリー匠）で開催中の伝統工芸品オークションです。

　先日ご案内致しました日程にて、多数の伝統工芸品を展示して皆様のご来館をお待ちいたしております。

　なお現在、浅草寺本堂は大規模改装中ですが参詣はもちろん出来ますので、その折りにも是非ともお立ち寄り下さいますようご案内申し上げます。

このインフルエンザ治療薬は期待出来ます

　今日の日経新聞に、富士フィルムホールディングス傘下の富山化学工業が臨床試験を進めているインフルエンザ治療薬「T-705」についての記事が出ていました。

　現在、インフルエンザ治療薬というと、タミフルやリレンザがよく知られていますが、２０１０年に承認申請を目指しているこの「T-705」は効果の点でさらに期待が持てそうです。

　なぜかと言えば、東大医科学研究所の研究グループの人たちが、ベトナムで人から採取された、強毒性といわれる鳥インフルエンザＨ５Ｎ１型のウイルスをマウス実験で使い、この治療薬の効き目を試し、高い効果を証明したからです。

　そして、なおかつタミフル耐性遺伝子を持つ、H５N1型ウイルスにも同じく効果があることも証明されています。

　近い将来発生と流行が予測されていて、その昔、世界中で５，０００万人が死亡したというスペイン風邪をしのぐ強毒性を持った鳥インフルエンザＨ５Ｎ１型に対抗する治療薬の出現は、たいへんな朗報であることに間違いありません。

　ところで、２００９年も残すところ、明日から９日間となりました。今までの様々なニュースから知るところでは、新しい年２０１０年は各分野での技術革新が目白押しです。

　もしかしたら、２１世紀は来年から始まるのではないかと思ったりしています。