きのう借りた本の中で、狐狸庵先生が池波正太郎先生の食についてのエッセー「食卓の情景」「散歩のとき何か食べたくなって」の文章のうまさを絶賛されていたので、今日は、合羽橋道具街の通りにある、台東区立中央図書館本店?(浅草橋が分室だから本室かな?)へ昼休みがてら自転車ではせ参じました。
この本店?(本室)の中には池波正太郎先生の特設コーナーが設けられています。また貸し出しの本の特設コーナーもあります。
受付へ書名を書いたメモ書きを渡すと、すぐ調べてくれて、その特設コーナーに両方ありますとのこと。早速、本棚を、時にはかがみこみ、膝をつきながら探しまわり、見事2冊を発見し、借りてまいりました。
ついでに、と言っては失礼ですが、「東京の情景」という本も借りてきました。ところが、これが文庫本とはいえ、貴重な内容です。池波先生が訪れた場所についての文章とともに、直筆の挿絵が入っているからです。
この当時(1985年)はまだブログがなかった時代ですが、この作品を現代から見ると、ちょうどブログのお手本のような感じさえ受けます。狐狸庵先生から池波先生へのハイパーリンクでたいへんいいものを見つけました。さて、携えて青森へ出発です。
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