自転車なら近くの神田和泉町にあるスーパーライフがネットスーパーを始めるようです。今日、家のポストに入っていました。
チラシのふれこみにもあるように、重い物やかさばる物などは配達してもらえれば、特にご高齢の方には便利この上ないサービスではないでしょうか。
ところで、チラシを眺めているうちに、裏側の配達地域の地図が目に入りました。そして、しばらくして千代田区と中央区の町名と台東区の町名の違いに気が付きました。
一目で目立つのは、台東区のそれのシンプルさです。シンプルイズベスト!とよく言われますが、旧町名をふんだんに使う千代田区、中央区がなんとなく羨ましくさえ感じます。
その昔、台東区は区画整理の際に、旧町名を減らしてどなたかに分かりやすくするために、こうしたシンプルな町名にしてしまったようです。
その一方、台東区出身の著名な作家の池波正太郎氏は、ご自身の小説の中で江戸時代の旧町名をふんだんに登場させています。また野村胡堂氏らが書いた伝七捕物帳は黒門町を背景にしています。
ちょっと間違いを指摘されるかも知れませんが、あえて元浅草を例にとれば、旧町名は七軒町、永住町、阿部川町で、頭に浅草が付いたはずです。
ちなみにうちに関して言えば、その昔、台東区三筋1丁目7番地3号に住んでいましたが、区画整理される以前のそこの旧町名は台東区浅草小島町1丁目10番地でした。
そこでどうでしょう、観光立国台東区を目指すなら旧町名をふんだんに使い、賑わい豊かな江戸の町を復活させたらいかがでしょうか。きっと池波先生も応援してくれるに違いありません。
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