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新春1月2日(水)から27日(日)まで、浅草公会堂にて恒例の新春浅草歌舞伎が開催されます。
その併設の催事として、来年も「江戸下町職人展」が開催されます。藤井袋物店も、江戸すだれの田中さんと、6日(日)から9日(水)までの4日間、毎日午前10時30分から午後5時45分まで出展いたします。
来年のことを言っても、鬼が笑わない年の暮れとなりました。お正月、浅草においでの節はお立ち寄り下さい。お待ちいたしております。
バイオエタノールのニュースが取り上げられることの多い昨今です。自動車の燃料として、ガソリンと混合して使われるようです。
とうもろこしなどの植物から製造するため、エタノールを燃焼させた排気ガスに二酸化炭素が含まれていても、原料のとうもろこしが成長する過程の光合成による二酸化炭素の吸収でプラスマイナスゼロの計算となり、カウントされないそうです。
では、いっそのこと全部エタノールで走らせたらと思い、ひょっとしてロータリーエンジンはと検索してみました。ありました。
以前から、ロータリーエンジンは画期的なエンジンだと思っていましたが、いかんせん、ガソリンを大量に食い、燃費の悪さで人気を失っていきました。でも、あの電気モーターのような痛快な加速感はなんともいえないものがありました。
ところが、このエタノールロータリーエンジンは魅力的です。昔、「車の主流を変えるロータリーのマツダ」と宣伝していました。ほんとに主流を変えそうです。マツダさん、頑張ってたんですね。
来年の4月から小麦の価格が最低でも20~30%上がるのが必至のようです。今年もすでに10%の値上がりをしているようなので、トータルするとかなりの値上がりになりそうです。
需給の逼迫や、投機的資金などの流入などの原因が主のようですが、日本では小麦といえば、お米に続いて重要な食材です。影響はかなりなものになりそうです。
例えば、使われている食品をざっと挙げれば、パン、うどん、そば、ラーメン、ギョーザのころも、フライや天ぷらなど、日本人にはなじみ深いものばかりです。そして、その価格が当然値上がりします。
ところで、例えばラーメンがいくら位値上がりするのかはわかりませんが、仮に今1杯650円のラーメンが850円になったとしたら、それこそえらい騒ぎです。ラーメンやめてお茶漬けにしようになってしまいます。小麦を原料に使う人たちは、好ましくない値上げをせざるを得ず、厳しい現実が待ち構えていそうです。
とうもろこしが話題になっています。コーンフレークのように、英米でシリアルとして朝食によく食べられていますし、ゆでたり、焼きとうもろこしにしたりしてもたいへんおいしい貴重な食品です。
それが今では、バイオエタノールという主にガソリンに混ぜて使う燃料を作る原料としてとうもろこしが注目を集めています。
比較的、栽培がやさしい上に、利益も生み出せるので、大麦、麦にかえてこちらの栽培に転向して、その結果、麦芽、麦などの値上がりにつながり、ビールが高くなるなんていう弊害も起きるとかの話もあるようです。
また、とうもろこしは、豚やにわとりのえさとしてもよく使われていて、特ににわとりの卵の黄身の色を左右する大切なもののようです。
当然、ここでもえさのとうもろこしの値上がりが、豚肉や鶏肉の価格上昇につながっていきます。食物連鎖(ウィキペディアより)ではありませんが、それと似て、様々な影響が各方面に派生していきます。
バイオエタノール出現以前の、とうもろこしと、出現後のとうもろこし、中身は一緒でも価値は大違いになってしまいました。時代と共に、何が起きるかわかりません。
久々に、グーグルのサービスをのぞいたところ、「モバイルマップ」という新しい機能が増えていました。これは便利と、さっそくQRコードを読み取り接続してみました。
残念ながら、携帯電話が対応機種でない901iのため使えませんでした。903i、904i、905iが対応機種のようです。GPSではないようですが、航空写真を使用している地図が使えるうれしいサービスです。
利用すれば、当然通信料金がかかりますが、いざというときには便利に使えそうです。たまには、サービスの追加をチェックしてみて損はないです。ほんとに、有り難い企業です。
重さ190gの小ぶりな手提げバッグを開発いたしました。素材は柔らかい牛革のキップを使用しています。本体はよこ25cm、高さ21cm、幅は最下部で6.5cmで。楕円型の底になっています。上部はファスナーによる開閉です。
手提げの革紐の部分の山は16cmと、少々長く設定しました。このあたりの長短は融通のきく部分ですので、ご要望に応じることが可能です。
このバッグは、当店独自の技法を用いて製作しております。今回のものは、無地ものですが、順次鹿革の柄物のバージョンも登場させてまいります。出来上がり次第、ウェブ上発表展示会開催となります。サイバースペースは、なんとも有り難い存在です。
盆暮れのつけとどけと、俗な表現で代表されるように、日本人にはポピュラーな風習のお中元とお歳暮ですが、ここでもインターネットを利用した購入が増えてきているようです。
お中元とお歳暮商戦は、昔からデパートにとってはかきいれどきのメインイベントのようでしたが、意外な強敵が現われてきました。
足を運んで品定めという、買い物の楽しみはもちろんなくならないとしても、便利さの点からそちらに傾斜していくのも事実のようです。
産地の名産品をネット上で品定めして、宅配便でお届けですから便利です。そしてこれが肝心要のところですが、内容が期待していたよりもよく、届けてもらったほうから感謝されるほどの商品であることです。
そうすると、また来年もあれを買おうということにつながっていきます。「偽」という文字が今年の字に選ばれたようですが、来年は是非「真」という文字が選ばれるように頑張らないといけません。いつわりでは、1回で相手にされなくなります。
小田原評定(おだわらひょうじょう)は、いつまでも決まらない相談の意味として広く知られています。豊臣秀吉が、小田原城を攻めたとき、城中で和戦の評定がなかなか決まらなかったことからきています。(新明解国語辞典 三省堂より)
インドネシアのバリ島で開かれている、地球温暖化に対する世界会議は、その小田原評定になってしまいそうです。これこそ、まさに「あちらを立てれば、こちらが立たず」の典型で、たいへんに難しい決め事です。
地球にとってはたいへんに深刻な事態を招いているにもかかわらず、対策が小出しです。二酸化炭素排出の厳しい規制を受け入れれば、成長が阻害され、その結果の国力低下をどの国も恐れてしまいます。一致協力の出来ない複雑極まりない問題です。
小田原評定をしている間に、攻め滅ぼされたのは過去の出来事です。是非とも「バリ評定」にならないようにしてもらいたいものです。
けさのテレビ番組で、灯油高騰で節約を強いられている、北海道の高齢者の家庭の特集が放送されていました。
寝るときは何枚ものふとんを重ね、マイナス10度以下にならないと夜はストーブをつけないそうです。冷凍庫のような気温ですから、すさまじい寒さです。若い人でも、参ってしまいそうな寒さのなか、お年寄りが耐えているのですから、東京の気温で10度を割ったくらいでは寒いと言えなくなりましたし、実際に寒さを感じなくなりました。
政府の、寒冷地向けの緊急原油高騰対策としての500~600億円の支援も、言うだけでなく早急に実施に移してもらいたいものです。
年末にかけて需要が増えるため、さらに灯油、ガソリンの値上がりがありそうです。石油頼りの、資源の乏しい日本、なんとかならないんでしょうか。
恒例となっている、台東区立江戸下町伝統工芸館(ギャラリー匠)で開催される、伝統工芸品オークションの搬入に行ってきました。
開催期間は、平成19年12月14日(金)~平成20年1月14日(月)までの32日間です。
オークションの方法は、開催期間中に、お気に入りの工芸品に入札していただき、最高価格を付けていただいた方に落札されます。
浅草は、浅草寺を含めた周辺で、建造物や道路などの改装整備が進んでいます。つくばエクスプレスの開通後であることも加わり、以前にも増した賑わいです。
浅草寺、浅草神社ご参詣の折には、伝統工芸品のオークションにも是非お立ち寄り下さい。
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