浅草鳥越の袋物職人の通信局

これはいいですね！ページめくりの音までします

ジャパンタイムズのサイトの広告をうっかりクリックして発見したのがこのサイト、すなわち日本政府の広報室でした。

「ひょうたんから駒」というのが適切な表現かどうかわかりませんが、さすがお国のページだけにつくりが素晴らしい！左側のマガジンのようなものをクリックすれば、ページめくりが出来たり、拡大したり出来るところへ飛びます。中には、ページめくりの音までするのもありました。

トップページに戻れば、そこには英語音声付き（当然ですが）の動画コーナーがあり、枝野官房長官の報告している画像もあります。

極めつけは、何かと言われ続けている菅直人総理大臣の英語ブログが下の方に鎮座しております。

でも、さすがに日本政府の外国向けのサイトということもあり、なかなか優れたサイトだと思います。

情報の文明学

ツイッターでお薦めしている方がいたので、ついついアマゾンで取り寄せてしまいました。文庫本１冊でも送料無料なのは申し訳なく、少々気が引けるのですが、このたぐいの本を書店で探すとなるとかなりの骨折りになる可能性があるので便利さの恩恵を受けさせていただきました。

本の帯に、「ウメサオタダオ展」が国立民族学博物館で開催中とあるのでこれは必見かと思いましたが、場所が大阪なのでちょっと行くには厳しいものがあるのであきらめました。

これから読み始めるのですが、帯にもあるように「知の巨人」の情報に対するとらえ方、考え方を少しでも学ばせて頂ければこの上ない有り難さです。「知的生産の技術」と合わせて読まさせていただきます。

台風心配です

関東甲信の今年の梅雨入りは早かった上に、さらに本土上陸の可能性もある大型の台風２号が近づいています。

衛星画像で見ると沖縄のあたり一帯が大きな台風の雲の渦の中に巻き込まれ、日本列島全体もすべて雲に覆われています。

台風の被害だけでも心配なのに、加えて今年は福島の原発事故の処理の真っ只中です。そこで一番気になるのが、地下やトレンチという溝に溜まっている放射能汚染水です。

なぜかといえば、もし大型の台風が福島原発を襲えば、荒れ狂う風雨の中、再び汚染水が大量に流れ出てしまう可能性があるからです。

これまでにも、その汚染水が大変残念なことにすでに海に大量に放出されてしまい、大規模な海洋汚染を引き起こしてしまっています。

今日のニュースでも、沖合の海底の土を検査した結果、放射性セシウムで汚染されていることが判明しています。

もうこれ以上海洋汚染を続けるわけにはいきません。しかし、当然のことながら、人間には台風の進路を自由にコントロールするすべはありません。

おそらく、いま現場では台風に備えてこれまで以上に緊張を強いられ、対策に頭を悩ませていると思います。台風よ、それて下さい！その一言祈るばかりです！

今年の夏はO-157にも注意が必要です

E.coli イーコーライとは大腸菌のことですが、そのほとんどが無害です。ところが、その中のいくつかの菌が恐ろしい病原性を持っているようです。

先日、生肉のユッケで、O-111という病原性大腸菌により犠牲者が出てしまったことは記憶に新しいことですが、BBCによれば、はるか彼方のドイツでもこの病原性大腸菌による感染がかなり広範囲に、そしてすでに犠牲者もともなって広がっているようです。

こうなってくると、すこし神経質な考えかも知れませんが、これらの病原性大腸菌が世界各地で蔓延していると仮定してもいいのではないでしょうか。

ましてや日本では、これから夏に向かうので、ただでさえ食べ物がいたみやすくなりますので、食品の衛生管理には十分な注意が必要です。

調理や料理の前や、食べる前にはよく手を洗うことが基本のようですが、生野菜なども生で食べる場合はよく洗うことが肝心です。

また、お刺身などは別として、煮たり焼いたりしてよく火を通したものを食べるというのも大切なことのようです。

今年の夏、こちらにも注意が必要です。

日本の猛暑とかアメリカの竜巻とか、地球温暖化が原因なんでしょうか？

ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えるこの竜巻のあとの画像で、それが巨大で凄まじいものであったことが分かります。

アメリカ国内では、ついこの間も竜巻の被害があったばかりです。特に今年はたいへん発生する数が多いようです。

日本でも竜巻の被害は多いようですが、アメリカの竜巻は画像や動画から判断してもその規模の凄まじさに唖然としてしまいます。

建物の倒壊も２，０００棟以上におよび、現時点で分かっているだけで１２３人もの犠牲者が出ているようです。

ところで、ここ何年かの日本の夏の猛暑は、地球温暖化が原因なのでしょうか？ヒートアイランド現象という東京では特有の内陸部の異常高温という面もありますが、産業革命以来一貫して気温の上昇が続いているのを見ると、何がしかの影響があるのではないでしょうか。

もし、アメリカの竜巻や日本の夏の猛暑も地球温暖化が原因で生じているとしたら、それを止めない限り、この先もしばらく同様な現象が続くことになってしまいます。

特に今年の東京は電力不足のおり、夏の電力需要増加による停電発生の懸念から、猛暑の夏の場合にはたいへん心配です。普通に暑い夏なら我慢も出来ましょうが、猛暑では熱中症になる人も増えてしまうので節電してクーラーを我慢するのも問題があるでしょう。

どうやら、夏の電力はぎりぎりで間に合いそうな気配ではあるものの、やはり節電は大切です。熱中症での犠牲者を絶対に出さないようにする対策が必要なのは言うまでもありませんが、もう１つは今年の夏が普通の夏であって欲しいことです。

ブログとパールツリーズを連携して新たに「読んだ本」も始めました

まだ構築し始めたばかりで荒削りですが、タイプパッドを使って「読んだ本」というタイトルで新たなブログを加えてみました。

そして、これをまたフリーのキュレーションサイトのpearltrees パールツリーズにも新たな項目を作って連携させてもらいました。

また、ブログの本の画像はアマゾンにリンクしてあり、もーし、まんいちその本を買って読んでみようと思われた方のために便宜を図ってあります。

それにしても、このパールツリーズですが、色々なアイデアで項目を増やすことが出来て、なかなか楽しく有意義なサービスです。

元はといえば、自分のツイッターの個々のツイートの気に入ったものを集めて、一覧出来るように出来ないかなとの疑問から探し当てたサイトでもあります。

なんといいいますか、古代インドのマンダラを思わせるところもありますし、またマインドマップを思わせるところもあります。

人間の脳の神経細胞の組織をそのまま外に出してきて組み立てている高度な作業のような感覚でもあります。

そうして「読んだ本」というブログを構築した以上、本を読みなさいという至上命令が発せられ、読書へといざなうモチベーションともなりそうです。うーん、なかなか楽しい！

人に分かりやすく伝える文章術の手本が身近にあります

面白いもので、ネット時代が進むに連れて、人に分かりやすく物事を伝える文章を書く技術、文章術がますます重要性を帯びて来たような気がします。

書店をぶらりと散策しても、書く技術や文章術に関した本とか、人を引き付けるコピー文の技術に関した本とかが目につきます。

人に物事を明確に伝えるためには、とかくやりとりで言った言わないの問題とかを起こしがちな直接の話しより、伝えるのに少々時間はかかるものの、内容を推敲してから伝えることの出来る文章の方に分があるのは当然です。

袋物職人も現在、図書館で何冊か借りてきて、少しは文章術の腕前を上げようと日夜？努力しているところでもあります。

そんな中、たぶんそれらの本の中で知ったことかと思いますが、身近にある新聞の社説やコラムがそのいいお手本になるようです。

社説、なんていうとそれだけで難しそうですが、決してそうではなく、その新聞社で選ばれた人が、時事問題などについて理路整然と出来るだけ分かりやすく伝えようとしているわけです。

また、コラムなどは短めの文章の中、要点をするどく提示して、まさにブログのお手本にもなります。

どこの新聞社の社説やコラムがいいなどとはとても言えませんが、ネット時代で有り難いことに、どこの新聞社のものであろうと、自由にいくらでも目を通すことが出来ます。

ですので、今までよりも社説やコラムなどに注意していきたいと思います。以前もブログで紹介したカラーバス効果と似ているかも知れませんが、こうして宣言するとやはり効果があるはずです。

キュレーションの時代の実例でしょうか

この間のブログで佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代」に関して書きましたが、もうすでにネット上で様々な流れとなって現れてきているようです。

その１つとして、英語版ですがScoop. it! というサイトを知りました。こちらがこのサービスを利用しているサイトの１つなんですが、まさにトピック別にニュースが集めてあります。

別な例で、環境に関するニュースを集めたこちらとか、様々な切り口、とらえ方でたいへん面白いものです。

そして、このサービス、我と思わん人なら誰でも参加してキュレーターとなりニュースを発信することが出来ます。いずれは当然、日本語バージョンも出てきて楽しいことになりそうです。

このように、得意の分野の情報をネット上で見いだしてシェアし、活発な意見の交換のコミュニティーの場となるのでしょう。なんか魅力的で惹きつけられますね、これは！

さて、朝のウォーキング再開と文章スキルアップ頑張ります！

結石やらなにやらで、しばらく中断していた朝のウォーキングをまた始めようと思い立ち、今日はウォーミングアップも兼ねて蔵前方面を少々散策いたしました。

「早起きは三文の得」とは昔からよく言われることですが、それにウォーキングが加わるともっとそれ以上の得や徳が加わります。それに当たるのでしょうか、ウォーキングの途中でこんな風景を発見しました。

蔵前にあるお店なんですが、朝、営業中でなくても、こうしてウィンドウ越しに中が見られるようになってます。傍らに作りかけの手帳が置いてあり、思わず手造り手帳を注文したくなります。

さて、きのうのブログで宣言したので、さっそく昼休みに図書館で下にご紹介の本をドサっと借りてまいりました。全部を熟読するとだいぶ時間がかかりますので、選びながら読むという図書館借りならではの贅沢です。

「知的生産の技術」読み終わりました

先日図書館で借りてきた梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」を読了しました。以前に読んでいるはずでしたが、きっと拾い読み程度だったのでしょうか、ほぼ内容が新鮮に感じられました。年月が経ち、違う意欲と目的で読むと内容の把握もまた異なってくるのかも知れません。

この本が書かれたのは今から４２年ほど前です。その当時、今のようなパソコンや携帯電話などがあったわけではありませんから、それを使っての整理法とかの記述はありませんが、今に当てはめて類推して考えたりすれば、十分なヒントを与えていただける好著です。

さて、この本の最終章の１１は「文章」という項目になっています。その中でこんなくだりがあります。「今日、すべての人にとって必要な、知的生産のための基礎技術としての文章は、ひとに感動をあたえるような、芸術的な文章ではない。ものごとと、思想とを、まちがいなく、わかりやすく、ひとに伝達できるような、機能的な文章なのである。」

まさに、今のデジタル社会にも十分当てはまる、切れ味のするどい内容が分かりやすい文章で述べられています。（原文のまま引用させていただきました）もちろん、先生は文学を否定しているわけではないともおっしゃています。

はてさて、この梅棹先生の栄養剤のような文章に感銘を受けて、下手な文章に少しでも磨きをかけるべく、また新たな知的探索を続けないといけません。さしずめ、今度は「文章術」かなんかの本をまた図書館で借りてくることにいたします。