浅草鳥越の袋物職人の通信局

この調子でいくといいですが

　やはり、お休み明けは活況を呈しました。日経平均株価は今日も若干の上昇となり、この分でいくと10,000円台も夢ではなさそうです。

　一般に、平均株価は景気の上昇に先行して上がるとか言われているので、先行きに期待が持てる展開です。

　その昔のバブル経済の当時の株価と比べたら大きな違いですが、やはり10,000円台に入ると入らないとでは気分的にだいぶ変わります。経済の活況には、多分に心理的なもののウエイトもあるので、なんとなくよさそうです。

　専門家の間でも、2010年にはアジア経済は回復すると予測している人がいるので、日本はその先鞭を切って、今年の夏から秋にかけて回復そして上昇となるのではないでしょうか。

　最近では、ブログのおかげで袋物職人も経済アナリストのまねごとが出来るようになりました。まあ、こんへんは当たるも八卦、当たらぬも八卦が妥当な言葉ですが、それよりも常に「景気は必ず回復する」の思考でいきたいところです。

新語が次々です

　産経のネットニュースに、新型インフルエンザに関連して、「アラカン」世代はなんらかの免疫を持っているのかも知れず、新型にかかりにくいのではとの内容の報道がされていました。

　「アラカン」世代とは何ぞやと思い、記事を読んだら、アラフォー（アラウンド　フォーティー　around forty　すなわち：およそ40歳）ならぬ、アラウンド還暦、すなわちおおよそ60歳なんだそうです。

　「アラカン」世代というから、嵐寛寿郎を知っている世代のことかと当初思いましたが、違っていました。

　それにしても、次々にいろいろな言葉が造られるものです。きっと、どこかに新造語を考える人がいて、それをニュースで流しているのかと思われます。

　しばらくすると忘れられてしまう新造語も多いでしょうが、マスコミにひとたびのれば、受けのいいものは瞬く間に流行り始めます。

　新造語を常日頃から考え、追求している人がいるとすれば、これまたなかなか大変な仕事ではないでしょうか。

　

漢字ブームですが

　難しい漢字の読み書きをテストする本が文庫本になり、コンビニの書棚に並ぶほどのブームです。

　文字通り、漢字はそのルーツの中国をたどれば五万とあるのでそれを使えばいくらでも難しい問題を作ることが出来るでしょう。

　ですが、漢字の読み書きに関しては、日本の新聞の全国紙に出ているものが出来ればほぼ満点です。そのために、小学校、中学校でいっぱい覚えさせていただきました。（いっぱい出来れば自慢は出来ますが）

　その昔、漢字の不便さからひらがな、カタカナを発明したのは日本人です。漢字に、ひらがな、カタカナを混ぜた日本語の文章はたいへん読みやすいです。

　そんなわけから、極端に難しい漢字の読み書きを覚える必要はあまり感じません。かえって、いらないものは必要なもののために忘れた方がいいと、外山滋比古さんの本に出ていました。

お休み明けは活況かも

　日本はゴールデンウィークでお休みでも世界はお休みしていません。1,000円高速で行楽地や高速道路、そしてサービスエリアが混み合う中、海の向こうのニューヨークのダウ平均は200ドル以上の上昇で活況を呈してきました。

　そして、お休みに入る前の東京市場の日経平均は、8，977.37円とあと23円ほどで夢の9,000円台に突入するところでした。

　そうすると、お休み明けの7日は、このニューヨークの流れを受けて当然上昇してくると思われます。（投資家ではないのに勝手なことを言っています）

　今、世界は新型インフルｴﾝｻﾞで戦々恐々としていますが、意外に株価はものともせずに上がるのですから不思議です。大勢の投資家の人たちの物の見方が違うのはさすがなんでしょうか。

　これはもしかしたら、新型インフレの始まりなのかも知れません。

お祭りシーズン到来！

　5月に入ると東京の各地でお祭りが始まります。近くの下谷神社、神田明神のお祭りは今度の９日、10日の土日です。そして、次の週が浅草の三社祭り、さらに6月の第1週の土日は、名物千貫神輿で有名な鳥越神社のお祭りです。

　特に、今度の土日は天気も良く気温が上昇し、暑くなりそうな予報が出ているのでお祭りファンにはうれしいお知らせです。

　ところで、気になることが今年はおまけに付いています。それは、もし、新型インフルエンザの感染者が国内で出ると、集会やスポーツ大会などの自粛要請が出るからです。今のところ、症状が軽く、普通のインフルエンザ並ですが、だれも免疫がないのでどんどん広まる可能性があるからです。

　お祭りは集会ではありませんが、それに類するものとして扱われそうなので、自粛要請に該当しそうです。

　国が自粛してくださいというのですから、まったく無視するわけにもいかず、頭の痛いところです。

　お祭りに限らず、大相撲やプロ野球はどうするんでしょうか？これはまさしく政府の言う「スポーツ大会」でしょう。それともプロは例外なんでしょうか？

iモードでなくXPモード

　マイクロソフトの次期OSのウィンドウズ７が年内にも発売されるようですが、今度はだいぶユーザーに対して寛大な御取り計らいです。

　動きの重たいビスタから今回の７はより軽く動き、低価格のネットブックなどの操作性なども考慮に入れた消費者志向です。

　極めつけは、ウィンドウズXPモードです。どうやらこれは、OSがウィンドウズ７のパソコンで、クラウドサービス（ネット上でソフトウエアを利用することが出来る）でウィンドウズXPを起動でき、従来のXP対応のアプリケーションソフトが使えるサービスのようです。

　XPのユーザーが大勢いるうちに、重たいビスタになり、なおかつXP対応のアプリケーションソフトがほとんど使えないようにしてしまったのが、猛反発を生んだのではないでしょうか。

　ここのところ、マイクロソフトの不振が伝えられていますが、今回のようなお客様志向のサービスを充実させていけば、必ず勢いが盛り返すと思います。

　　年内から来春にかけて、7搭載のタッチスクリーンのニューマシンが出てくるでしょうから、皆さん品定めの楽しみがまた増えます。

スペインかぜとは似て非なるもの

　

CBSニュースによれば、今回の新型インフルエンザは1918年に世界的に大流行し、第一次世界大戦の終結を早めたといわれている、スペインかぜの遺伝的形質がないようです。

　H1N1と型は同じのようですが、特質がまるで違うようで、ひとまず安心です。

　それにしても、予想したように、当初「豚インフルエンザ」といわれたことから、過剰に反応して豚肉が売れなくなったり、豚を処分したりすることが起きてしまったのはこれからの反省材料でしょう。（現在の呼称は２００９　H1N1です）

　また、WHOがフェーズ５に引き上げたため、香港かぜなどの従来からある旧型？インフルエンザの患者さんまで隔離することになってしまっています。（旧型でも隔離にこしたことはないのですが）

　今後は、すぐに判定できるキットや装置が必要になるでしょう。（袋物職人がさしでがましいですが）

　ただし、心配なのは、人から人へうつる間に、変異して強いウイルスになることがあるようです。これから冬場の流行期に備えて、ワクチンの製造が急がれます。

それにしてもすごい足場です

　浅草寺の上にジェットコースターでも走るんでしょうか？それにしてもすごい足場です。

　屋根瓦に耐震上の問題が指摘されたのと、建物の老朽化から、現在改装工事が進む金龍山浅草寺本堂です。

　聞くところでは、この足場どこかの造船所から調達したとかいう話です。少し前はこんな様子でしたから、この先どうなるのかも興味深いものがあります。

　それと、お隣の浅草神社では、名物の宮神輿の渡御（とぎょ）に向けた準備が進められていました。やはり、宮出し、各町渡御、宮入りが行われるようです。