アメリカの金融危機の救済策であるはずの金融安定化法案が228対205で否決されました。歴史をはいつもこういうものなのかも知れません。
高度な数学に裏打ちされた金融工学なるものから編み出された数々の金融商品が裏目に出て、最悪の結果になったことに対する大勢の人の不満がこの票差にあらわれたようです。
それにしても、昨日までは大方の人が法案通過を考えていたでしょうが、ちょっと驚きの結果になりました。
間近にせまった大統領選と合わせて議員の選挙も控えているので、その影響は多分にあるようです。そんな折りに今回の金融危機です。歴史には間の悪さ、意地の悪さもあるようです。
今後の展開は、相当悪そうです。
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