浅草鳥越の袋物職人の通信局

株式市場は心理で動きます

　株式市場というのは、景気の実態をうつしだす鏡のようなものかと思っていましたが、実際は違うようです。

　アメリカ合衆国が、サブプライム問題から端を発した金融危機に、大型の救済手段を講じることを発表したので、それに合わせて株式市場が急反発しました。

　この救済策なら大丈夫と考える人が多いのか、それともその結果株式が急騰すると見越して買いを入れるのかよくは分かりませんが、相場は人間の心理で動くのがよくわかります。

　ここ何日間か、この関連のニュースを見たり、聞いたりすると懸念材料がまだかなりあって、一筋縄ではいかない危機感、不透明感があるのに、でもそんなの関係ないようです。

　でも、サブプライム問題がもうこれで解決し、終息に向かってくれればめでたしなんでしょうが、さてどうなるのかは時間とともにわかります。

英語好きにはこたえられません

　最近、ウォールストリートジャーナルの電子版が一部を除いてすべて閲覧出来るようになりました。ダウジョーンズ社が発行する経済の専門紙（電子版）ですが、紙で発行されていたものは分厚い新聞で、日本で買うとかなりの高値の花だった記憶があります。なんとなくマニアックな新聞で、ちょっと読むのをあこがれていたことがありました。それが今、無料で読めます。

　それは、ルパートマードックの率いるニューズコーポレーションが、２００７年にダウジョーンズ社を買収して以来、サイトの無料化がささやかれており、その方針を実現させてくれたわけです。

　無料で閲覧できるようになると、サイトを訪れる人が飛躍的に増えて、サイトからの広告収入が増えるわけですが、そんな皮算用は抜きにして読めることはたいへんいいことだと思います。

　さらに、現在アメリカ合衆国は、サブプライム問題から端を発した金融危機に、ある試算で１兆ドル（約１０７兆円　今日のレートです）が必要だそうです。２００７年のアメリカの国家予算が２．７兆ドルですからその凄まじさがわかります。一体全体これからどうなるのか？

　そんな時、ウォールストリートジャーナルが読めるわけです。経済の専門紙の電子版ですから、とても難しい部分があります、逆に全部簡単に飲み込めたらそれは天才ではないかと疑ってみる必要があります。

これから期待出来る５万円台PC

　５万円台の小型ノートパソコンがあいついで登場しています。来年の春から一部で始まる次世代無線通信（始まると次世代ではなくなりますが）の利用も視野に入れての市場参入の一面もあるのでしょうが、これから楽しみで、待ち遠しいばかりの展開です。

　５万円台というと、新製品の携帯電話を一括払いで（もしくは分割で）購入するときの価格とほぼ同じです。使う目的や価値観にもよりますが、どうも小型PCのほうが値打ちがあるような気がします。

　最近の携帯電話は、ワンセグ、GPS、高画質カメラなどなど、付いてりゃ便利の機能満載で欲しい気もしますが、現在愛用中の、メールやりにくいアンテナじゃまのF９０１iCをあと１０年くらい我慢して使ってみようと思います。（昔の携帯はこんな形だったんですかと、１０年後の若い人に言われそうですが）

OSを変える必要がなくなるかも

　この間も書きましたが、最近のブラウザ（ホームページなどを閲覧するためのソフト）の競争には有り難いものがあります。表示の速度が速いですし、様々な機能が新しく付け加わったりして楽しいばかりです。

　聞くところによると、ブラウザ自体に（ブラウザーとのばして最近は使うようです）ウイルスを撃退する機能も付け加わるとか言われています。どのくらいの性能だかはわかりませんが、そうするとOSを変える必要がなくなるのではないでしょうか。

　今使っているマシンのOSはXPですが、２０１４年にはマイクロソフトのサポートが切れます。それと同時に、ウイルスソフトのウイルスバスターのサポートも切れてしまいます。

　ところが、ブラウザ自体にウイルスを撃退する機能が付いていれば、どちらのサポートが切れても、そのまま使い続けることが出来ます。

　メールから入るウイルスは、プロバイダーが防いでくれるのでこちらも問題ありません。

　ですから将来は、使い慣れたOSを長くそのまま利用できることになると思いますが、いかがでしょうか。

惨状がよくわかります

　msnbcのサイトで、マイクロソフトから新たに提供されているHD-viewでハリケーンアイクの爪痕を見ると、被害の甚大さがよくわかります。思っていたよりもすさまじいものです。

　破壊された家とか、吹き飛ばされて横たわる車などが高解像度で見て取れます。物事がよく見えるようになると、人に情報を伝える時にいっそう正確になります。

　アメリカを襲うハリケーンはここのところ甚大な被害を及ぼしています。たしか、３年前のハリケーンカトリーナも大勢の犠牲者と巨大な損害を与えました。

　大自然の猛威なので、人間の方はそれに備えて万全の策を講じるしかありませんが、それにしても恐ろしいものです。

連休明けは大波乱かも

　今日の日経ネットのトップの見出しはいつになく大きなものです。

　それは、創業１５８年といわれるアメリカ合衆国の証券会社大手のリーマンプラザーズの破産法の申請のニュースです。

　サブプライム問題から端を発した金融不安がついにここまで来てしまったかという感じです。

　平成に入ってすぐ起きた日本のバブル経済崩壊も非常にショッキングな出来事でしたが、今回のこれはさらにスケールの大きい出来事のような気がします。

　すでに開いたヨーロッパの株式市場では下落で始まっているようです。日本への影響も少なからずあります。大したことでなければいいのですが。

これは快適です

　秋葉原のヨドバシカメラで新しいプリンターを買いました。品名はキヤノンのピクサスMP610です。感想は一言、「これはいい！」です。

　何年か前に、エプソンのプリンターPM830Cを買って使っていましたが、進化したとはいえ段違いの性能です。

　とにかく印刷スピードが速いことが第一印象です。価格コムでも売れ筋で１位にランクされており、うわさは本当のようです。

　これでこれから能率倍増で仕事ばっちりです。新型有り難いです。

ブラウザいろいろ試してます

　最近、いろいろなところから新しいブラウザ（インターネットのウェブページを閲覧するソフト）がでているので、使い勝手を試すことができ楽しみです。

　ブラウザといえば、マイクロソフトのインターネットエクスプローラー（IE)がよく知られていますが、アップルからはサファリ、ファイアーフォックスからはモジラ、そして最近でたグーグルのクロームと多彩です。

　使い勝手は、IEが慣れているのでしっくりしますが、表示のスピードは他の３社のもののほうが断然速いです。

　そして、モジらなどはダウンロードで機能を追加できるようになっていて、親切便利です。

　マイクロソフトではインターネットエクスプローラーのIE８バージョンを暫定版で出していますが、いずれは正規版を配布してもらえそうです。こちらのほうは、表示スピードとか機能増強されているようで楽しみです。

　こういう点では、競争があることが使う側にとってはたいへん有り難いことです。究極のブラウザがでてくるのを熱望します。

一休さんが影響受けました

　汚染米による酒造メーカーへの影響が広がり、大手を含めて大量の焼酎の回収が始まっています。汚染米を転売した業者は魔がさしたからではすまされないたいへん迷惑な行為です。

　ところで、友人がJR品川駅前の秀和ビルB1で、「居酒屋高輪一休」というお店を開いているのを以前ご案内したことがありますが、その一休さんでもニュースで名の知れた西酒造の「宝山」という銘柄の焼酎を扱っています。

　では、お店の「宝山」も回収されてしまうのかと心配しましたが、幸運なことにすべて違う銘柄の「宝山」で、西酒造からも安全のお墨付きが出たそうです。

　一休さんでもブログで安全宣言を出していますので、どうぞ変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。

節約のたまものです

　いつの間にか原油の価格が１バレル１００ドル割れ寸前まできています。やはり、エコノミストの袋物職人が予測を立てた時点でピークだったんでしょうか。すこしはほっとするニュースです。

　ところで、その時袋物職人が予測した年末のレギュラーガソリンの価格は１４０円台でしたが、さらにこの価格を下回る可能性も出てきました。ひょっとすると、年末１リットル１１５円もあり得そうです。

　これは、原油への投機資金が減ったことと、世界的な節約ムードが原油の在庫をだぶつかせた理由からかも知れません。辛抱強い努力のたまものです。

　これからも、原油の価格が低下しても節約モードを続けていけば、さらにいっそう安定した価格で供給されるような気がします。

　最近は、世界的なインフレーションが危惧されています。景気停滞期にインフレが重なるスタグフレーションは是非とも避けてもらいたものです。